最近年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給が話題となっています。 どちらがいいのか、例えば65歳から70歳までの間でもらうのがいいのか、60歳から65歳の間でもらうのがいいのか、それとも一般的に65歳になってもらうのがいいのか。
 
 現状は繰り上げを選択する人は13%。繰り下げは1%。繰り下げは世間では分が悪いようです。 60歳時点で繰り上げを選択すると30パーセントが終身減額が続きます。
70歳で繰り下げをすると40パーセントが増額となります。 従って今後は繰り下げ受給が増えてくるのではないかと予想されます。  

 私個人の考えでも繰り下げが増加すると予想します。なぜなら今後ますます平均寿命が伸びてくること。企業の定年延長制により今後65歳さらには70歳以上の雇用が進んでいき 65歳時点での年金の受給の必要なくなる人が増えてくる。
即ち年金受給を繰り下げて増額でもらえば得をすると考える人が増えてくるのではないかと考えます。  

 最近の企業動向も働き手不足で、企業も高齢者に目をつけ労働力不足を解消しようと考えています。

   私自身も生活に余裕があって、健康な高齢者(65歳から70歳の人)は年金に頼らず給与で生計を賄い70歳から40パーセント増額した年金をもらえば老後は悠々自適な生活を送れるのではないかと思います。